ちくむすアーカイブ

自分のオリジナルデッキ構築・理論を書きます

オリジナルデッキビルド

こんにちは、ちくむすです。

 

まずいきなりですが、謝罪(?)からになります。

3月頭のブログで「4つのブログ投稿の後に、まとめとなるブログを投稿する」と言ったのですが、結局ブログは2つしか書けないまま今回のまとめになってしまいました。期待してくれた人がいたら申し訳ないです。

 

今回のブログでなんとか挽回したいなと思いますね。

 

 

はじめに

さてここから本題になります。

このブログでは

  1. 何のデッキを作るか決まってないけどオリジナルデッキを組んでみたい人に向け、イデアの出し方の提案
  2. イデアから40〜60枚へデッキの膨らませ方

をメインに取り扱います。

 

 

デッキ案

まずデッキのアイデアの出し方から話していきます。

これは大きく分けて以下の6個になります

  1. 好きなカード(物)
  2. イラストが好きなカード
  3. アニメ・漫画産の好きなカード
  4. 効果分類
  5. 新弾
  6. アレンジ

 

好きなカード(物)

まずはわかりやすく好きなカードから考てみる。という話なのですが、それがあったら苦労しない話なのでもう一歩踏み込みます。

好きなカードに食指が動かない場合、好きなものからデッキを組むこともできると思います。

例えばアンパンマンが好きな場合、それを「顔を分ける」「顔を変えて復活」「元気百倍」の要素に分解していき、《光と闇の竜》の攻撃力を何回も戻(召喚し直)しながら攻撃力を300,000にするデッキを組む。みたいな感じです。

最終的には遊戯王に繋げていくので、バトル系作品のキャラがやりやすいかなと思っています。

 

イラストが好きなカード

これもはじめからカード自体を決めてる必要は無くて、

  • 過去のスリーブ投票上位や再録パック(レアコレ等)の収録リスト
  • 通販サイト等のコレクター向けの人気商品
  • 同人サプライのイラストに使われているカード
  • ツイッターで「遊戯王 無限回収」で検索

辺りから良さげなのを探せるかな〜と思います。

 

アニメ・漫画のカード

正直これはオリジナルに落とし込むのが難しかったり、既存のデッキと被る確率が高いのが厳しいと思ってます。

このカード群は無限ループの終着点にするとウケが良さそうなので、その方向で考えてみるのが良さそうかなと思いますね。

 

効果分類

遊戯王wikiを使って面白そうな効果分類に対してローラー作戦を行ったり、データベースでテキスト検索をする方法です。

面白そうな効果分類は、「デメリットが絡む効果」かなと思います。なので破壊・除外等をトリガーとするカードやコスト・条件を要求するカード群から目星をつけて置くと良いかなと。

テキストは、「全て破壊」「×1000」「存在する限り」「任意の(可能な)数」「(このターン)した数だけ」「する度」「代わり」「素材に使用された時(場合)」「宣言」あたりが面白そうです。

効果分類もテキストも、普段遊戯王をする(見る)時、面白いと思ったものに対して詳しく考えるとアイデアのヒントがあると思います。

 

新弾

イデアくらいは脳死で行きたい時は、新弾のカードやストレージから適当に取り出したカードからうまくやれれば良いなと思います。

 

アレンジ

対戦動画投稿者の公開されてるデッキレシピを自分流にアレンジする方法です。

絵画の模写のようなもので、勉強にはなりますがオリジナルが出しづらいのが難ですね。

 

 

構築

 

イデアが決まったらついにデッキ構築です。

イデアの肉付けとも言えますね。

 

まずアイデアを中心にデッキの目的を決め、その手段を築いていきます。

上手くいかない時はwikiや他人のデッキからヒントを探して行きます。

参考にするデッキを探す時に、自分が使っているカードから探す以外にも似たカードを使っているデッキや、

◎◎のために○○が上手く使いたい

→他の人は○○で何をしているか?

→○○で××や△△をしていると予想

→××や△△を使ったデッキを調べ、◎◎の使い方を参考にする

みたいな調べ方ができます。

 

そのあとはデッキメーカーなどで1人回しを繰り返して形にしてひとまず完成です。

 

 

最後に

かなり駆け足になりましたが、読んでくださりありがとうございました。

何かを作り上げるのはインプットとアウトプットの双方がバランスよく高い積み重ねがあるほど良いものができます。出力のための入力はよく意識されますが、入力のための出力も大事です。

ですがアウトプットの第一歩の踏み出し方が掴めなかったり理想が高いと中々踏み出せない時があるので、このブログでそんな状況を解決できたらなぁと思っています。

なんとなくそれっぽいデッキをたくさん組みながら遊戯王の動画とか新弾見て気になったカード調べてたら、なんか良い感じのデッキ組めたみたいなのが僕なりの理想です。

 

力量不足

こんにちは。ちくむすです

 

2本目となるブログですが、結果から言うと失敗しました

なので最後になぜ失敗したのか・どうすれば失敗しないかについて、書くのがメインです。

 

 

 

1日目:デッキ案

 

今回は《冥界の麗人 イゾルデ》を主役にデッキを組もうと思ったのですが、これがなかなか扱いに困るカードでした。

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カードのデザインが「ランク4〜8のアンデットを出す」なのは明白なのですが、そのままデッキを組むとオリジナリティが持たせられないなと思ったのです。

また、相方となる《冥界騎士 トリスタン》を含めたこの2枚は、初動で2枚とも引くのが難しい上にほとんど使い切りのカードなのが難点です。

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言ってしまえば2枚初動なのに手札に回収されるのが《召喚魔術》の《召喚師 アレイスター》のようなものです。そのうえ縛りまである。

こんな使いづらいカードでオリジナルデッキを組むと決めたら当然「どう使うか」問題にぶち当たるわけですが、当の本人は「とりあえず冥界を揃えるギミックから組み立てて、どう活かすかは後で考えるか」と能天気でした。

これは失敗しましたね......

 

ギミックとしては「トリスタンは名前だけコピーしてイゾルデのレベル変動を活かす」方向になりました。

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2日目:

この日は方向性に対する肉付けをしていきました。

アンデットと昆虫の動きが無理に詰め込まれていてまとめられてないなぁと思います。そこに悪魔族も入ってきて、この日は結局構築の保存をしませんでした。

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3日目:考え直し

この日はギミックをまとめるか切り捨てるところから始めました。

アンデットの動きが最優先且つ昆虫には手を伸ばせないギミックなので、昆虫の動きは必要最低限を残して他のギミックと替えることになります。

結局使いたいのはエクサビートルだったので、ランク6に狙いを定めながらアンデット(エルド)と親和性のあるメタルフォーゼに決まりました。

また、2体目のレベル6は煉獄ギミック(ノイド・ベトレイヤー)になりました。

 

(1本目のブログを読んでいただいた方は特に)こいつ競技層のデッキで使われてるカードばっかり使ってるな。って気になると思います。

競技層で使われているカテゴリーって序盤中盤終盤まで安定していて、リソースや受けの要素が至れり尽くせりのものが多いので、限られた時間の中でオリジナルデッキを組むなら扱いやすい材料です。

既存要素9:オリジナル要素1でデッキを組んでも1割は確実に自分のモノですし、既存とオリジナルのすり合わせなどの経験が後々知識として活きてくるはずなので、最初は「それっぽいもの」を沢山作るのが意外と早道なのかなとと持ってます。

 

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4日目:

この日の構築では前日まで入ってたノイド要素を抜きました。

昇華が優秀なのですが、ノイドを引いた時の手札のパワーダウンに屈した形です。

 

アンデット要素が濃くなったのでコンビネーションを増やしたりしました。

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5日目

この日の構築でノイド要素をまた採用しました。

理由としては悪魔族に触れるカードがないのが気になったからです。

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6日目(2時間)

この日はイゾルデの効果の活かし方を考えたり探したりに時間をかけていましたが、結局見つけられませんでした。

最後の最後で構築を形にして今回のデッキ構築は終わりです。

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今回の反省

結局当初の目的である「イゾルデを主役にしたオリジナルデッキ」の構築に失敗してしまいまました。

最初に、イゾルデが自分だけの使い方をできるほど色々な使い方ができる効果かどうかを吟味するべきだったというのが一番の反省です。

 

ゾルデの使い方が決まらないままデッキのギミックを組み立ててしまったのも良くなかったです。問題を後回しにしただけでした。

デッキを組み立てる中で発見もあったので悪いことばかりではなかったのですが、ブログを書くというのが元々の目的だったので、結果を出せなかったこと、結果を出す為の道筋が決まってなかったのは今回で最後にしようと思います。

 

デッキの中身についての反省ですが、組み直すとしたらトリスタンをドリルウォリアーで回収しながらトリスタンでイゾルデを回収するアンデシンクロ的なデッキになると思います。

オリジナルデッキと言えるかはかなり微妙ですが、何かしら足し算できる余地はあるかなと。

 

気を改めて次回は凸凹カード軍を活かしたデッキ構築でブログを書くので、そちらの方をよろしくお願いします。

他力本願式デッキビルド術

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こんにちは、北海道で遊戯王をしているちくむすです。

 

今回投稿するブログは、全5部のブログの第1弾として投稿します。

シリーズの流れですが、「1時間×7日でデッキを組んでみた」というコンセプトで4本と、忙しい人向けのオリジナルデッキ構築術」という謂わばまとめとなるブログを執筆する予定です。

 

これが(一応)シリーズの第1弾ということで前置きで色々喋ります。

 

 

 

 

 

前書き

今回の五部作はオリジナルデッキについてのブログになりますが、デッキギミックについてではなくどうやってデッキを組んだかに焦点を当てた内容です。

中でも僕が1番伝えたいことが詰め込まれるのは、最後に投稿する「忙しい人向けのオリジナルデッキ構築術」になります。

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これはオリジナルデッキを組む際の時間的・心理的ハードルになりがちな手順を、僕からマニュアルを提案することで取っ付きやすいものにすることを目的に執筆します。

(主にデッキのアイデアの出し方・効率的なデッキの組み立て方の2つを軸に書きます)

 

しかしここで、なぜマニュアルの提案の前にデッキを組む内容のブログを4本出すのか?と疑問を抱く方がいらっしゃると思います。

これは、抽象的な方法についてだけ語ると内容が掴みづらくなってしまうのではないかと思ったからです。

そこで僕の主観を交えた具体例から投稿することで、僕の語彙力の弱さを読者様の想像力で補わせていただきます。感謝。

 

さて具体例となる前半4つのブログですが、全て違う方法で捻出したアイデアからデッキを組み立てる内容になる予定です。

↓予定

  1. 他力本願式デッキビルド(本ブログ)
  2. 真性陽キャイラストデッキビルド
  3. 凸凹カードマネジメントのすゝめ
  4. 推しを分解して愛情デッキビルド

 

5本目のブログではさらに多くのアイデアの出発点もご紹介するので、是非最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 

↓↓↓本編↓↓↓

 

 

1日目:飛び出せ!アイデア

「どのカードを主役にデッキを組むか中々思いつかない」というのは0から1を作り出すオリジナルデッキ特有の悩みではないでしょうか。

第1の壁であり、往々にして最大の壁でもある「アイデア」ですが、要素で絞り込みをかける方法で解決することができます。

 

さて、絞り込みの具体的な方法ですが、今回は大きな数字テキスト検索を使いました。

(「大きな数字」というのはカードのスタッツや価格相場など多くの意味合いで使っており、最後のブログにて詳しく書きます。)

 

大きな数字

よく「数字は嘘をつかない」と言いますよね。

そんな数字の中、今回は対戦動画の再生回数における大きな数字に着目ました。

多くのチャンネルにてこのトップを誇る「アニメ関係のカード」から主役を選びます。

しかしアニメ関係という絞り込みだけでは選択肢はまだ膨大なので、以下の方法でさらに絞り込みをかけます。

 

テキスト検索

これは遊戯王データベースを使った絞り込み方で、特徴があったり派手な効果に使われがちなテキストを使って検索を行います。

wikiの効果分類も便利です。)

 

今回は以下のように「数×」というテキストで検索を行いました。

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検索結果は500枚ほどでしたが、ここからアニメに関わるカードだけのテキストを読んでいき、面白そうなものだけピックアップしていきます。

 

これはワザップなのですが、検索結果のテキストを詳細表示したり、効果の文末あたりだけを読むことでだいぶ時短ができます。

(縛りとなるデメリットが文末に書かれてるテキストもあるので適宜と言ったところ)

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面白いテキストや効果分類についても、例によって最後のブログで触れます。

 

2つの絞り込みを経て、今回は「運命の扉」を主役にすることに決めました。

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五十音順のだいぶ頭の方で決まったため時間が余り、ギミックの方も考えることにしました。

↓(ギミックを組み立てた際のメモ)

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運命の扉を使った理想の盤面から考え、

  • ×500バーンをフィニッシャーにできるようライフ調整できるカード
  • 直接攻撃を誘導するカード
  • 上記2つを叶えながらホープを出す方法

に逆算してコンボパーツを探しました。

これはwikiの効果分類を使うと探しやすいです。

 

ギミック構築に熱中してしまい1日目から17分オーバーとなったので、残りの6日の作業時間を5時間43分にすることで埋め合わせます。

 

 

2日目:ギミック構築

2日目はデッキギミックの構築を進めました。

↓メモ

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ギミックの組み立て方ですが、1日目に考えた理想のコンボから更に逆算していきます。

ここでは理想のコンボパーツである「地縛大神官」「オクトバイパス」「ホープ」から

  • 大神官→オクトロス→デスガイド
  • オクトバイパス→☆3×2→デスガイド
  • ホープ→☆4×2→デスガイド+ジェットシンクロン

と逆算することでデスガイドを主軸に決めました。便利。

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このようにデッキエンジンからコンポパーツまで2手くらいだと収まりがいいかなと思います。

コンボパーツになるようなカードがメインギミックから遠いと所謂「なんでもできるカード」に頼ってるような構図になりがちです。

そうすると「デッキの綺麗さ」より「特定のギミックの便利さ」が目立ってしまうように思っています。

 

時にはデッキのギミックが一本道にまとまらないことがあると思いますが、そんな時のコツをお伝えします。

それは「1番変えが効かないところから決める」ということです(ここでいう魔犬オクトロス)。

壺の中に石と砂を入れる時、石から先に入れるアレのイメージです。後からでも入れれる砂を先に入れると石が入らなくなってしまいますよね。

 

2日目の構築は以下のようになりました。

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この日は59分かかりました。

ほぼ1時間ですが17分の負債を負った男は1分を割り切りません。

 

 

3日目:ギミックを整える

3日目はデッキメーカーを使い1人回しをしました。

主な目的は採用カードの枚数調整で、ギミックの安定や端っこになるカードのコンパクト化を目指します。

 

仮回しの際のポイント

特に理由がなければメインデッキは全てのカードを3枚採用で回します。

なんとなくの1〜2枚採用だと1人回しで初手に引く確率が低くなり、本来過剰である採用枚数に鈍感になってしまうからです。

 

採用カードの探し方

不要なカードを抜いたあと、何を入れたら良くなるのかわからない場合のカードの探し方についても触れます。

この日僕が探してたカードは召喚権を使わずに☆3を出せるカードだったので、同じ手段を選ぶであろう目的を持った他人のデッキからカードを探しました。

つまり「☆3を沢山並べて使うであろうカード」を採用したデッキからアイデアを盗んだわけです。

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↑(データベースでカードのページを開くと、ちょっと下の方にこんなのがあります)

 

本来なら経験や情報収集の上で検討できるのがベストであり、これはちょっとズルい方法ではあります。

ですが今回は(経験不要の)マニュアルを提示する目的と、時間的な縛りがあったためこのような方法をとりました。

 

1人回しで初手を見ていて、端っこによる事故・ギミックのパワー不足が目立った為、魔轟神などを減らし、未界域などを入れました。

 

3日目の構築はこのようになりました。

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ブラウザがめちゃくちゃ重くなり作業時間は59分とギリギリになってしまいました。我が国は敗北を受け入れます。

負債15分。

 

 

4日目:ギミックの見直し

この日は一旦デッキを考え直す作業をしました。

ある程度ギミックが回るようになったことで、ギミック全体に対する見直しができるようになってきます。

この目的は、現時点での構築を一度俯瞰で見つめ直すことです。

 

 

ここで、自分に対する改善案を自分で出すなんて無理な話ではないかと思う方もいるのではないでしょうか?

そんな時は、今から考え直すそのデッキを自分が1番嫌いな人が作ったデッキだと思ってデッキを見てください。

悟りを開いてでもいなければ、大抵の人はこれで解決します。

 

やり直すときは徹底的に

組み直しはの際は、最低限のカードを残してデッキを全て崩しちゃいましょう。

ここまでで凝り固まってしまった先入観を取り払うことで新しいギミックを取り入れやすくなったり、同じギミックを続投する際も理由を見直して入れることができます。

 

この日の作業の流れは

  • 既存ギミックの限界・問題点を明確にする
  • 既存ギミックに足し算するか、そもそもギミックを変えるか選ぶ
  • 最後に回しながら手札を確認

でした。

 

実際の作業では

  • ☆3の供給量が少ない
  • ☆4が欲しい時に出せない時がある

という課題に対して、使い切りギミックを減らしたり、幻影のギミックを強く入れることで解決しました。

 

今回の調べ方ですが、同じランクでエクシーズ召喚するカードを採用したデッキを探し、さらに☆3軸のデッキに狙いをつけて参考にしました。

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4日目の構築はこのようになりました。

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この日の作業は55分で負債は残額10分。まだまだ精進します。

 

 

5日目:1人回し

昨日のデッキを練り直しを経て、良く回るようになったのかを確かめます。

 

実際にカードを並べながら何度も回すことで、コンボ成立までのデッキの流れを掴みます。

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今回は時間が無かったのでカードを買ったりプロキシの印刷をせずに想像力で頑張っていきます。

 

ここまでくるとひたすらトライアンドエラーによる微調整の繰り返しで、すでに大枠の問題もクリアしているので他力本願ポイントが無いです。

、強いていうのであれば、直接他人に助力を求めるのはこの段になってからかなと思います(これも最後のブログで書きます)。

 

話が逸れましたが、ここで考えるのは主に2ターン目以降の動きです。

しかし、1人回しだとリソースになるカードの採用枚数を必要以上に絞ってしまう可能性があることに気をつけなければなりません。

特に、受けに使えるカードは気持ち多く残すと良いです。

 

5日目の構築はこのようになりました。

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ハリファイバーをねじ込んで無理矢理Ω出そうかなって思ってんですけど、ウヴァループ+☆4を選択肢に入れることでデッキギミックとの親和性を強くするに至りました。

 

 

6日目:1人回し

見出しを見て「5日目と同じじゃん!!!」って思った方、よく見てください。

日付が違います。

 

というのは半分冗談で、もちろん微調整は長い時間がかかる為2日目にもつれ込んだ。というのもあります。

しかし日付の違いは、それよりもっと重要な意味を持っています。

 

突然ですが皆さんは、身内ノリ等での馬鹿騒ぎを、後日になって「なんであんなことしたんだ...」と賢者タイムに陥ったことはありますか?

......あるでしょうあるでしょうとも、僕は最初からわかっていましたよ。(アルデショートモ卿)

 

...さて、この後日というのが大事で、デッキ構築においてもこれは例外ではありません。組んでいる最中は、自分の閃きや労力を否定するのは難しいものです。

なので明日の自分に任せてしまおうという訳です。一見無責任ですが、やることをやった上なので、これならせいぜい半責任といったところ。

 

そんな「明日の僕」は本日、冷静になった頭でデッキを見直せていました。

心なしかデッキを全体的に捉えることができ、初動からコンボだっりリソースの流れを良く把握した上で回していたかなと思います。

 

寝ている間に1日の記憶が整理されるというので、デキるYPの皆様はぐっすり寝ましょう。

なんなら寝る直前にデッキレシピもチラ見しておいちゃいましょう。

 

↓6日目の構築

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正直リストはほとんど変わらなかったのですが、動きが変わった部分でかなり良くなったと思いました。

 

この日の作業時間は50分で負債がなくなり、明日60分以内に終わらせられれば...

と言いたいところなのですが、1日目に大分進んでいた為、一先ずデッキが完成と言えるところまで来てしまったかなと思っています(もちろん使って行く中での微調整というのは続いて行くものですが)。

 

なので今回は、6日で完成ということになると思います。

 

(7日目:特になし)

 

 

まとめ

先ずは最後まで読んでくださったことに感謝致します。

忙しい人向けを謳うには文が長くなってしまったので、せめて報いるだけのものを届けられたならと願うばかりです。

 

さてまとめですが、各工程での要所を掻い摘んで、今回のデッキの組み方の概要とさせていただきます。

 

他力本願式デッキビルド術

  1. デッキ案は「面白さ」「個性」の要素から検索して探す
  2. デッキギミックは同じ目的を持った他人の手段を参考にする
  3. 課題を見つけたら、解決に必要な手段と同じ手段を取るだろうカード・他人のデッキを参考にする
  4. (自分のデッキは嫌いな他人のデッキだと思って見直す)
  5. (ある程度固まったら、他人にデッキに対してのアイデアを求めてみる)

 

他力本願式の意味するところは、デッキの素材となる部分を、既存の集合知検索という便利機能で解決する方法にあります。

このやり方で大事になるのは検索の上手さです。

 

検索の上手さ

検索の上手さとは自分の欲しい情報を探す能力の良さです。

そしてデッキを作る際の検索には2種類あると思っています。

 

目的の検索

「何か面白いデッキを組みたい」というモチベーションはあるのに、具体的なカード(目的)が見つからず動けない時は、往々にして自分の中「面白さの方向」が決まってない時です。

自分の中に無いなら外の世界から見つければいいわけですね。

 

方向すら決まってない状態で膨大な情報の中から良いアイデアを探し出す時、面白い要素大きな数字を得ている環境を思いつけることが検索の上手さかなと思います。 

 

そこで見つけた評価の高いものが「なぜ数字を得ているのか」を考え、その理由を真似てみると失敗を気にせず手をつけられるかなと思います。

 

曖昧なものは目的自体から探すのを一旦止め、大多数の評価の数字が参考にできる場所を考えることから始めるのも一手だという話でした。

 

手段の検索

○○を使いたいけど、その使い方が思い浮かばない・自分のアイデアだと何か足りない。という時に、外部からハウトゥーのアイデアを持ってくる時の検索についてです。

もちろん使いたいカードの要素に関連するカードを検索して、数珠つなぎに外堀を埋めていくこともできます。

ですが短時間でまとまった情報を得たいときは、他人の成果物を参考にするのが一番です。

 

  • 他人は○○をどんな使い方をしているか
  • 今自分は△△という課題を抱えているが、そもそも△△をするデッキは何をしているか

といった探し方です。

自分の目的を一般化したり、求めている手段を持っている他人の目的の予想の上手さが検索ワードを作る上で大事かなと思います。

 

 

終わりに

今回は特に、オリジナルデッキを組んだことがない人に寄り添った内容を意識して書きました。

スタートダッシュの仕方と、一先ずの問題解決方法の提示ができたらいいなと思っています。

 

完成までやってみると達成感が楽しくて続けられるし、続けられると経験やアイデアが活きてきて楽しくなるので、是非。

質問や相談などお気軽に声をかけてくださると嬉しいです。

 

途中でマドルチェや転生などが思い浮かんではオクトロスの存在がチラつき、結局デスガイドに落ち着いてしまいました...。

悪魔カテゴリのIFもオクトロスのサーチのタイミングや、運命の扉を引き込みに行くドローとの相性で頓挫してしまい過去に作ったデッキの重なってしまうのが反省点です。

 

それではまた来週。